【5分でわかる!】金融リテラシー調査 正誤問題一問一答【第6問:金融トラブルに巻き込まれないための適切な行動】

【5分でわかる!】金融リテラシー調査 正誤問題一問一答【第6問:金融トラブルに巻き込まれないための適切な行動】

  • 金融リテラシー調査の正誤問題【全25問】を一問一答形式として、問題・答え・解説を5分で読めるコラムにしました。(出所:金融広報中央委員会)
  • 難易度は正答率が低い順(難しい順)上位5位:★★★ 下位5位:★ その他:★★
  • 全25問のうち14問正解で全国平均レベル。21問以上正解すれば「高リテラシー層」です。

問題: 金融トラブルに巻き込まれないための適切な行動

難易度 2022年
正答率
2019年
正答率
2016年
正答率
★☆☆ 72.0% 72.9% 72.4%
6:金融トラブルに巻き込まれないための行動として、適切でないものはどれでしょうか。
なな
適切でないものを選択してくださいね!
  1. 自分の個人情報はなるべく言わない
  2. 金融経済に関する知識を身に付けるよう努力する
  3. 判断に迷ったときは、業者を信じて一任する
  4. 購入しようとする商品の評判をインターネットで確認する

解答

正解は③です。
なな
自分で判断できない時は一旦中止!
わわ
業者を信じて一任する(全部を任せる)のは絶対にダメ。自分が納得できるまで調べましょう。
なな
業者や専門家に、自分が理解できるように話を聞く(教えてもらう)ことは必要です。
わわ
何だかよく分からないから(面倒くさいから)、業者や専門家の言いなりでいいや!って全部任せる事がダメなんです。

解説

ビジネスに失敗 失敗,ビジネス,大暴落のイラスト素材

金融商品について「自分で理解できないものには手を出さない」ことが大切です。
リスクがある金融商品(債券や株式など)を購入する場合に、
「友達や有名人が勧めてたから買ってみよう」
「良く分からないけど、周りがみんな買っているから買ってみよう」
ってやると失敗する(損をする)可能性がとても高くなります。
なぜなら、理解できていない商品を買った場合、「リスク」に対応できないからです。
金融商品の「リスク」とは、その値動きの予想できない変化のことを言います。
金融商品はその価値がプラスに大きく変化する時もあれば、マイナスに大きく変化する時もあるのです。
どのような時にプラスになるのか?どのような時にマイナスに変化するのか?その特性を勉強しないまま購入すると、マイナスになった時の対処方法が分からずに誤った対応を行い、損をしてしまう可能性が高くなるのです。
その人がどの程度のリスクがある商品を買うことができるか(リスク許容度といいます)は、その人の経済力や家族の有無といったの立場などによっても異なります。
あの人は〇〇で大儲けしたみたい! 〇〇が儲かるのに未だ買ってないの?
人のマネや言いなりでは上手くいきません。
〇〇さんはどうやって大儲けしたのか? 〇〇がなぜそんなに儲かるのか?
ちゃんと調べて理解することが先ですね。
なな
「お金が欲しい!」って欲が出ているときは騙されやすいみたい。「今しかない!」とか「自分だけ!」とか、ついつい甘い言葉に目がくらむんだって。
なな
お金に目がくらんで「良く分からないけどまあいっか!」ってお父さんは今でも買いそうになる事があるらしいよ。
父さん
そうです!そういう時こそ一旦中止。「分からない時は買うのを止める」って呪文のように唱えて乗り越えてきました。金融トラブルについて、もっと知りたい場合は下のボタンから勉強会の記事をご確認ください。金融庁のYouTubeちゃんねるの資料を使って娘たち向けに分かりやすく解説しています。
▶▶▶勉強会記事【第15回】金融トラブルと解決方法【中高生向け具体例】
わわ
次の問題にチャレンジする場合は、下のリンクから!
他の問題に挑戦する場合は下のリンクから!【番外編】として中学生・高校生レベルの基本問題を追加しました。
関連記事 金融リテラシー正誤問題【全25問】