【5分でわかる!】金融リテラシー調査 正誤問題一問一答【第11問/全25問:インフレーションについての理解】
- 金融リテラシー調査の正誤問題【全25問】を一問一答形式として、問題・答え・解説を5分で読めるコラムにしました。(出所:金融広報中央委員会)
- 難易度は正答率が低い順(難しい順)上位5位:★★★ 下位5位:★ その他:★★
- 全25問のうち14問正解で全国平均レベル。21問以上正解すれば「高リテラシー層」です。
問題: インフレーションについての理解
難易度 | 2022年 正答率 |
2019年 正答率 |
2016年 正答率 |
★★☆ | 63.3% | 61.9% | 60.8% |
問11: 高インフレの時には、生活に使うものやサービスの値段全般が急速に上昇する
- 正しい
- 間違っている
今回は2択、正解確率50%です。私は外しましたけど。。。
答え
正解は、①です。
解説
高インフレとは、インフレ率が高いことです。
インフレ率とは「物価(モノやサービスの値段)がどれくらい上がったか」を示す値(%)です。
高インフレの場合には、物価(モノやサービスの値段)が急速に上昇することになります。
高インフレは生活に影響するの?
高インフレになると、私達の生活になにか問題があるのでしょうか?
高インフレで物価が急速に上がるということは、お金の価値が急速に下落すること。
例えば、700円の商品Aが、急速に千円に値上がりした場合、商品Aが特別人気が出たのであれば納得ですが、そうでもない場合、インフレにより千円のお金の価値が700円分に下がったと考えることができます。
つまり、高インフレでは預貯金の価値が下がっていきます。
高インフレだと、お金の価値が下がっちゃうんだね。高インフレに備えるにはどうすればいいの?
高インフレに備えるためには、資産を預貯金だけに偏らせないということが大切です。
例えば、外貨預金として他の通貨にしておく。また、債権や投資信託、株式、不動産はインフレに強い資産と言われています。
預貯金だけでなく、資産を分散しておくことで、様々なリスクに備えることになります。
預貯金はリスクは小さいけど、インフレに弱いんだね。
そうだね。いろいろなリスクに備えるためには、資産は分散しておくことが大切なんですよ!インフレについては、親子の勉強会の記事をご確認ください。資産の分散については、今後の勉強会(実践編)にて解説予定です。
▶▶▶勉強会記事【第9回】金利に関するおまけの知識(その2)【インフレと預金保険制度】
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