【3分で分かる】株式投資で得するしくみ・損するしくみ【得するための方法とは】
この記事では次の2つを簡単に3分で説明します。
- 株式投資による得するしくみと損するしくみ。
- 株式投資により得をするためにするべきこと。
投資で得するしくみ・損するしくみ
投資とは、辞書によると「将来を見込んで金銭を投入すること」です。
もう少し具体的に言うと将来値上がりすることを期待して株(株式の略称です)などの金融商品を買うことです。
買った株が値上がりすれば得をして、値下がりすれば損をします。
値上がりするのは買いたい人が多いとき。値下がりするのは売りたい人が多いときです。
株は会社が事業のための資金を集める目的で発行するものです。
例えばあなたがA社の株を購入した場合、A社に資金を提供したということになります。そして、A社の持ち主のひとりとなります。
A社の持ち主である「あなた」は、A社の利益の分配(配当金といいます)を受け取ることができます。
- A社の事業が好調で業績がよければ、A社の株が欲しい人が増えるため、買いが多くなりA社の株価は上がります。
- A社の事業が不調で業績が悪ければ、A社の株の人気がなくなるため、売りが多くなりA社の株価は下落します。
これが、株価が上がったり下がったりするしくみです。株価が上がった時に売れば得をして、下がった時に売れば損をします。
株式投資では、持っているだけで得られる配当金による利益(インカムゲインといいます)と、買ったときよりも株価が上がったときに売った利益(キャピタルゲインといいます)とを得ることができます。ただし、買ったときよりも株価が下がったときに売ると損をします。
つまり、あなたが投資した会社の業績がよければ得ができ、業績が悪ければ損をします。
以上が株式投資で得をしたり損をするしくみです。
株式投資で得をするためにすべきこと
株式投資で得をするためには、これから業績がよくなる会社を探して、株価が割安なうちにその会社の株を買い株価が上がったきに売ればよいのですが、個別の会社の未来を予想することは現実的には非常に困難です。
資産形成のためには、10年、20年、30年、50年といった超長期にわたって成長し続ける会社を探し当てないといけません。トヨタでしょうか?アップル?テスラ?どの会社を選べばよいでしょうか?難しいですね。
どれがよいか分からないなら、複数〜まるごと買ってしまうという方法があります。
個別の会社の集合体である、米国や全世界の経済にまるごと投資をする方法が簡単です。
米国や世界の経済は今後、超長期においても成長し続けると予想できます。
国連の推計によると米国や世界の人口は今後も60年以上増え続けます。
出所:United Nations (World Population Prospects 2022)より作図
人間の欲望には際限がありませんので、人口が増えるに伴いこれまでと同様に経済は発展し成長し続けることが期待できます。この成長を利用しない手はありません。
具体的な銘柄は関連記事で説明します。
長期的に株を保有することの有効性については関連記事で詳しく解説しますが、これまでの研究から20年以上株を保有することで元本割れのリスクがほとんどなくなることが分かっています。
以上が投資で得をするためにするべきことの要点です。しかし、これだけでは実際に投資を行うには、分からないことや心配なことも多いと思いますので関連記事にまとめる予定です。
(おまけ)インデックス・ファンドについて
「インデックス」とは、経済がどのように動いているかを表す指標(めじるし)のことです。日本経済のインデックスであれば、日経平均株価やトピックスといった名前を聞いたことがあるかもしれません。米国ではダウ平均やS&P500といったインデックスが有名です。
「ファンド」とは、複数の株式を寄せ集めた投資信託という金融商品のことです。
経済の指標に連動した値動きをするファンドをインデックス・ファンドといいます。
私の19年間の運用成績はこちら>>> 関連記事 【インデックス投資の実績】筆者のポートフォリオと運用経験【19年目の平均的な利回りは?】
積み立てた元本の2倍以上に成長しましたが、今後は日本の人口減少に伴い成長し続けるかは不安視しており、今後の運用方法は検討中です。
これから投資をはじめる方は、人口が増え続け、経済成長が見込める米国か世界の経済に投資することをおすすめします。