金融リテラシークイズに挑戦
- 金融リテラシー調査は3年ごとに実施されており2022年版が最新です。
- 金融リテラシークイズとは、金融リテラシー調査の設問から厳選された金融知識に関する5つの正誤問題です。
- この5問で金融リテラシーの基本が習得できます。
- 自分の理解度(得点)を3万人のデータによる世代別平均点と比較することができます。
- これまでの娘たちとの親子勉強会の成果がでました。
金融リテラシークイズとは
金融リテラシークイズとは、日本銀行が事務局を務める「金融広告中央委員会」が作成する金融リテラシーに関する全5問の正誤問題です。
内容は「家計管理」「生活設計」「金融知識と金融経済事情の理解と適切な金融商品の利用選択」「外部の知見の適切な活用」と幅広くかつ重要な項目に厳選されて出題されています。1問20点で得点をつけると全国3万人の得点データと比較することができます。
つまり、5つの問題に回答することで、自身の金融リテラシーを簡単に見える化することができます。
全国3万人のデータとの比較
自身の得点と全国の平均データとを比較できます。2022年2月25日〜3月14日の期間で全国の個人3万人に調査が行われ、データが公開されています。
出所:金融広告中央委員会「金融リテラシー調査2022年調査結果」
全国平均は50.6点。年代が高くなると平均点も高くなる傾向です。最大は70代の59.9点。
3問分が理解できれば60点。
全国平均を上回る成績です。
5問分すべてを理解すれば勉強してない人と大きな差がつきますね。
お金の勉強は、重要な項目から学び、少しずつでも自信をつけていることがモチベーションを保つ上でも大切だと思います。
金融リテラシークイズ(全5問)
問題・正答・説明
金融リテラシークイズは金融広告中央委員会のホームページで実施できますが、ここにも掲載しますので挑戦してみてください。
当ブログでは、より理解を深めるための解説記事へのリンクも貼っていますので、みなさんの金融リテラシー向上に是非お役立てください。
- 家計簿などで、収支を管理する
- 本当に必要か、収入はあるかなどを考えたうえで、支出をするかどう かを判断する
- 収入のうち、一定額を天引きにするなどの方法により、貯蓄を行う
- 支払を遅らせるため、クレジットカードの分割払を多用する
説明:クレジットカードの分割払を利用すると 手数料(金利)が発生するため、支払を遅 らせるために分割払を多用することは適 切ではない。
もうすこし解説が必要な場合はこちら
>>>「5分で分る」解説記事(適切収支管理)
- 一生涯の生活費、子の教育費、医療費
- 子の教育費、住宅購入費、老後の生活費
- 住宅購入費、医療費、親の介護費
説明:老後費用、住宅費用、教育費用は、「人生の 3 大費用」といわれます。
>>>「5分で分る」解説記事(人生の3大費用)
- 運用は固定金利、借入れは固定金利にする
- 運用は固定金利、借入れは変動金利にする
- 運用は変動金利、借入れは固定金利にする
- 運用は変動金利、借入れは変動金利にする
説明:金利が上がっていくときには、運用収入が 増加するため、運用を変動金利にすること が適当。一方、借入れについては、コスト の増加を避けるため、固定金利にすること が適当。
>>>「5分で分る」解説記事(金利が変化した際の判断)
- 2 年未満
- 2 年以上 5 年未満
- 5 年以上 10 年未満
- 10 年以上
解説:「72 の法則」は、お金が 2 倍になる年数が すぐにわかる便利な算式(「72÷金利≒お 金が 2 倍になる年数」)。この算式に当ては めて計算すると、「2 年以上 5 年未満」
もうすこし解説が必要な場合はこちら
>>>「5分で分る」解説記事(72の法則)
- 消費生活センター
- 金融ADR制度
- 格付会社
- 弁護士
説明:格付会社は、金融商品または企業・政府な どの信用状態について評価(等級:信用格 付け)を付与する企業であり、金融トラブ ル時に相談する窓口ではない。
>>>「5分で分かる」解説記事(トラブル時の相談先)
【関連記事】金融リテラシー全25問・基礎編・応用編
金融リテラシーについて以下の関連記事を紹介します。
金融リテラシー基礎編
【中高生向け問題・答え・解説】
以下の関連記事は金融リテラシーの基礎的な内容が学べます。
金融リテラシー調査 正誤問題25問
(問題・答え・解説)
金融リテラシー調査(2022年)正誤問題
問題・答え・解説記事の一覧です。
- 【第1問】適切な収支管理
- 【第2問】適切な収支管理およびクレジットカードの利用
- 【第3問】複利と期間についての理解
- 【第4問】人生の3大費用についての理解
- 【第5問】契約にかかる基本的な姿勢
- 【第6問】金融トラブルに巻き込まれないための適切な行動
- 【第7問】インターネット取引におけるトラブル回避方法の理解
- 【第8問】預金金利についての理解
- 【第9問】複利についての理解
- 【第10問】インフレーションと購買力
- 【第11問】インフレーションについての理解
- 【第12問】債券価格と金利の関係
- 【第13問】金利が変化した際の判断
- 【第14問】保険の基本的な働きについての理解
- 【第15問】家族構成の変化に応じた保険の見直し
- 【第16問】保険についての理解
- 【第17問】住宅ローンを組む際の支払金利についての理解
- 【第18問】住宅ローンについての理解
- 【第19問】複利(72の法則)についての理解
- 【第20問】リスク・リターン
- 【第21問】資産形成における分散
- 【第22問】預金保険制度の理解
- 【第23問】金融トラブル回避のための行動
- 【第24問】複雑な金融商品を購入する際の適切な行動
- 【第25問】金融トラブル発生時の相談窓口の理解
- 【世界と比較しよう】金融リテラシー調査(2022年)【自分の金融リテラシーレベル】
金融リテラシー応用編
【株式投資のはじめ方】
以下の関連記事では株式投資に関する内容が学べます。